子宮頸(けい)がんを予防するワクチンの周知を図ろうと、岡山県の子宮頸がん予防啓発アンバサダーを務める玉野市出身のタレントが7月23日、伊原木知事を表敬訪問しました。

県庁を訪れたのは県の子宮頸がん予防啓発アンバサダーで玉野市出身のタレント藤原あずささんです。県が作成した子宮頸がん予防の啓発漫画の主人公・「朝倉ひな」さんと共にワクチン接種と検診の大切さを呼びかけました。

子宮頸がんは、子宮の入り口部分にできるがんで20~50代の幅広い年代の女性に発症します。大気中に広くまん延しているヒトパピローマウイルス、HPVの感染が原因で、性交渉によって感染します。

ワクチンを接種することで高い確率で予防することができ小学6年生から高校1年生までが定期接種の対象となっています。岡山県内の2023年度の接種率は72.6%でした。

(藤原あずささん)
「 ワクチンという言葉は 怖く感じる人もいると思うが、ワクチンの安全性と (副反応が)起こるかもしれないが、正しい情報を発信していきたい。」

ワクチンの接種機会を逃した女性が無料で受けられる「キャッチアップ接種」の期限が2025年3月に迫っていて、県は、接種に行く時間が取りやすい夏休みに家庭で話し合う時間を持ってほしいとしています。

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