夏の高校野球岩手県大会は7月25日に決勝が行われ、花巻東が盛岡大附に4対3で勝利し、2連覇を果たしました。
高橋礼子アナウンサー
「ピッチャーを中心とした堅い守りで勝ち上がってきた花巻東と、破壊力のある強力打線が武器の盛岡大附。県内最多12回目の甲子園出場をかけた熱い戦いが間もなく始まります」
決勝は、2連覇を狙う花巻東と3年ぶりの王者返り咲きを目指す盛岡大附が激突しました。
試合は投手戦となりました。
盛岡大附は2年生の若林が、花巻東は左のエース・葛西が好投を見せ、スコアボードにはゼロが並びます。
試合が動いたのは5回でした。
花巻東は1アウト3塁のチャンスで1番・簗田がセンター前へはじき返し、1点を先制します。
対する盛岡大附は7回、フォアボールとヒットでチャンスを作ると、2番・平野がしっかりと打球を転がしランナーが生還、同点に追いつきます。
しかし花巻東は8回と9回に堅実に得点を重ねリードを3点差に広げます。
後がない盛岡大附は最終回、7番・坂本椿、8番・板垣が連打で出塁します。
その後2つの内野ゴロで1人ずつランナーを返し2点を奪い、土壇場で1点差に詰め寄ります。
しかし、最後は花巻東のリリーフ・田崎が踏ん張り三振でゲームセット。
花巻東が2年連続で優勝を果たし、県内最多12回目の夏の甲子園出場を決めました。(花巻東 4-3 盛岡大附)
花巻東3年 村上太一主将
「ライバルの盛岡大附がいたからここまでこられたと思うので、思いを背負いながら県代表として恥じないプレーをしたい」
盛岡大附3年 月島夏王翔主将
「(甲子園は)自分たちの行きたかった場所なので、岩手の野球を見せつけられるよう頑張ってほしいと思う」
花巻東が出場する夏の甲子園は8月4日に組み合わせ抽選会が行われ、7日に開幕します。
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