左から「ミョウガ」「ブナ」「ヒノキ」の3兄弟と「ミウ」(海遊館提供)

海遊館(大阪市港区)で昨年8月に誕生したコツメカワウソの〝3兄弟〟が24日から公開される。同館での繁殖は10年ぶりといい、人気を呼びそうだ。

もともとは4兄弟だったが、メスの「シイ」は大阪府吹田市の「ニフレル」で今年2月にデビュー。

今回は「ヒノキ」「ブナ」「ミョウガ」(いずれもオス)が「日本の森」水槽にお目見えする。バックヤードで同居していた大人の「ミウ」も一緒だ。

3兄弟は現在、全長約65センチ、体重約2・4キロ。母親「センティ」(5歳)と父親「ビジュ」(8歳)の間に生まれた。ミウはセンティの兄弟。

カワウソの仲間では最も小型で東南アジアに分布する種。近年は生息数が減少しているという。四肢の指に小さい爪があり、名前の由来となっている。

5月の最終水曜日が「世界カワウソの日」なのにちなみ、18、19日には、コツメカワウソの解説や給餌の見学、「カワウソ帽子作り」などが楽しめる特別講座を開く。

問い合わせは海遊館インフォメーション(06・6576・5501)。

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