上野動物園はジャイアントパンダの双子、シャオシャオ(雄)とレイレイ(雌)の近況を25日に発表した。
ジャイアントパンダは中国の山岳地帯に生息しており、暑さは苦手。2頭は冷房が利いた屋内で一日を過ごしており、健康状態は良好という。
2頭の体重は6月からほとんど増えなかった。シャオシャオは85・2キロで前月より0・9キロ増。レイレイは6月と変わらず85・8キロだった。
これは暑さの影響ではなく、体重の増え方が緩やかになっているためで、今後は少しずつ増えていくとみられるという。同じパンダ舎にいる父リーリーは136・6キロだ。
昨夏から続けている、健康管理に必要な動作を覚える「ハズバンダリートレーニング」は、引き続き採血トレーニングが中心。餌はモウソウチク、シノダケといったタケのほか、ニンジンやリンゴなどを食べている。【山下俊輔】
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