新型コロナの感染者が11週連続で増加するなど、新たな変異株「KP.3」が猛威を振るう中、「日本生産性本部」は29日、新型コロナウイルス感染症が組織で働く人の意識に及ぼす影響の調査結果を取りまとめ公表した。

15回目となる今回の調査では、変異株「KP.3」により感染者数が増加傾向にあった7月8日と9日に1100名を対象に実施。

新型コロナの感染者が増加傾向にある影響からか、今後の景気見通しについて「悪くなる」「やや悪くなる」の合計が前回1月調査の40.4%から46.7%へと約6%増加した。

さらに、テレワークの実施率は16.3%と、2023年1月調査以来続いていた減少傾向から一転して増加した。

一方で、自身が新型コロナに感染する不安については「かなり不安を感じている」が8.8%、「やや不安を感じている」が34.9%と、調査開始以来、最小を更新した。

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