お月さま
夕べ友人を送ろうと玄関を出れば 満月が
一面の光を注いでいた
丘の上にある家なので
ここはお月さまを見る
一等地 あら
お月さまもお見送り この間は地平を昇る
赤いお月さまを見たと
友人は言う そうだね
いくつもの思い出も
重ねて
お月さまに立ち止まる
福島市 丹治計二(80)
(選者 八木幹夫) >「朝の詩」応募のきまり
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