茨城県の小学生が秋田県大館市を訪れていて、30日は地元の児童ときりたんぽを作ったり、秋田犬と触れ合ったりして交流を深めた。

 29日から大館市を訪れているのは、茨城県常陸大宮市の大宮小学校の5年生12 人。

 400 年以上前、初代秋田藩主・佐竹義宣が水戸から秋田に国替えする際、常陸大宮市の地名が大館城周辺に使われた。2つの市には歴史的な縁があり、子どもたちは交流を続けている。

 30日は歓迎式のあと、城南小学校の児童ときりたんぽを作り「みそ付けたんぽ」にして味わった。

 常陸大宮市の児童は「もちもち」「秋田みたいな感じの味がする」と話していた。

 きりたんぼ作りの指導にあたった地元の女性が、秋田ではおいしければ「んめえ」と言うのだと教え、「どうだみんな、みそ付けたんぽ、んめが?」と聞くと、茨城の児童たちは「んめえ」と答えていた。

 常陸大宮市の児童:
「超うまい。友達といろいろ協力して作れた」

 大館市の児童:
「最初は作れるのか心配だったけど、ちゃんと大宮小の子たちも作ってくれたから、きりたんぽ作りは成功できた。食べてくれてうれしい」

 最後に秋田犬と触れ合った子どもたち。交流を深めるだけではなく、夏休みの楽しい思い出になった。

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