備前市出身でメジャーリーグ・ドジャースに所属する山本由伸投手を現地で応援しようと、備前市によって企画されたツアーが8月4日から始まりました。
備前市役所に集まったのは、第1陣として出発する市内の中高生50人です。
(参加する生徒は…)
「思い出に残る、楽しい旅にしたい」
「アメリカでしか味わえない雰囲気を味わって、次に行くときにいかしたい」
(保護者は…)
「海外は初めてなので、楽しんでいろんな経験をしてもらいたい」
期待感が高まる今回のツアー。山本投手を応援しようと、市が約1億3000万円の公費を使って企画したもので、抽選で選ばれた市内の中高生200人が参加します。
市民団体からは公費による支出に反発の声が上がる中、当の山本投手は現在、負傷者リストに入っていて、復帰の目途が立っていません。
市は8月に入って「アメリカの歴史・伝統・文化を体験するツアー」と名称を変更し、応援のニュアンスを薄めていました。
(備前市 藤田政宣副市長)
「アメリカで社会・文化・価値観に触れることが子供たちの今後の糧になる。それが一番重要」
一行は、3泊5日の日程で、アメリカ・ロサンゼルスのドジャースタジアムでの野球観戦のほか、岡山から進出している企業の工場見学などを予定しています。
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