国内で唯一たニュージーランドの国鳥「キーウィ」を飼育していた、大阪市の天王寺動物園で、日本で最後の1羽だったメスの「キーウィ」が死にました。

天王寺動物園によると、メスのキーウィ「プクヌイ」は4日、お腹の中で卵が割れて立てなくなっている状態で発見され、卵を取り出すための緊急手術が行われました。

手術は成功しましたが、5日朝、入院していた動物病院で死んでいるのが確認されたということです。

キーウィは飼育下で40年前後生きるということですが、「プクヌイ」は35歳でした。

キーウィを飼育していたのは日本国内で天王寺動物園だけで、7月にオスのキーウィ「ジュン」も死亡したため、これで国内でキーウィを見ることはできなくなりました。

天王寺動物園は、「もっと長生きしている姿を見てもらいたかったので残念です」とコメントしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。