静岡県立美術館は屋外の彫刻作品の修復にむけ1000万円を目標にいまクラウドファンディングで寄付を募っています。

県立美術館・木下 直之 館長:
元々この美術館は前庭に設置された屋外彫刻含めて美術館と考えてきました。もう一度県立美術館の活動の場を活気付けたいと考えています

5日に記者会見を開いた県立美術館は、8月2日から1000万円を目標にクラウドファンディングで寄付を募っています。

開館から38年が経ち屋外彫刻にサビや塗料の剥離などがあるものの、予算の削減や物価の高騰で単独での修復は難しく、集めた資金を特に損傷が激しい2つの作品の修復や植栽などの整備にあてるということです。

寄付の受け付けは10月30日までで、ふるさと納税の対象になるため静岡県民からの寄付には感謝状が贈られ、県外からの寄付は特別鑑賞会への招待やオリジナルグッズが返礼品として贈られるということです。

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