桜湯
あーそれじゃなくて
もうひとつ右の
その枝をちょうだい 門の脇にある八重桜が
咲ききる前に
弟にもらうひと枝 お塩と白梅酢で
色よく仕上げて
君との再会の日は
桜湯を飲みましょう
三重県松阪市 小山肇美(65)
(選者 八木幹夫) >「朝の詩」応募のきまり

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