紅麹サプリによる健康被害が相次いでいる問題で小林製薬は、紅麹事業から撤退すると発表しました。

8日に行われた会見には山根聡新社長や小林章浩前社長などが出席しました。

小林製薬の紅麹サプリをめぐっては摂取した人が腎障害などを訴え、入院した人は400人を超えています。

健康被害の原因とされる「プベルル酸」が作られたのは衛生管理などの不備が原因と考えられ、小林製薬は紅麹事業から撤退することを取締役会で決定したと発表しました。

【小林製薬・山根聡新社長】「紅麹事業を継続することは許されるのだろうか。速やかに決断しなければならない」

また、健康被害にあった人への補償は今月19日から受付を始めるとしています。

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