「美的センス輝いてる！」男子高校生が彼女のために作った“スイカピザ”がかわいい…スイーツ作りが好きなのか母親に聞いた

男子高校生が作ったという「スイカ」を使ったデザートがX（旧Twitter）に投稿され、美しい盛り付けが話題となっている。

「うちの高校生息子が作ったスイカピザがかわいいからちょっと見てってくださいよ」というコメントと共に写真を投稿したのは、母親のあっぷるさん（@appleashuto）。

高校2年生の息子さん（16歳）が作ったという「スイカピザ」には、スイカの断面にブルーベリーやミント、花の形にカットされたフルーツが盛り付けられていて、夏の暑さも吹っ飛ぶ爽やかな雰囲気がある。

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外見が緑と黒の模様が印象的なスイカとは、雰囲気がガラッと変わった一品に、ネットからは「可愛すぎるしセンスもよすぎる！！」「美的センス輝いてる！！！！」「飾っておきたい位可愛い」などとコメントが寄せられ、2万8000いいねが付いている（8月9日時点）。

彼女によろこんでもらいたかった

この暑い夏でも涼しさを感じそうな見た目をしていたが、味はどうだったのだろうか？また、どうして作ろうと思ったのだろうか？あっぷるさんに、作っていた時の様子や息子さんについて話を聞いた。

ーーどうしてスイカピザを作ったの？

息子はスイカがあまり得意ではないのですが、お付き合いしている彼女から自分で育てたスイカをもらってうれしかったので、彼女ががんばって育てたスイカを（量を食べられない分）かわいくおいしく食べてよろこんでもらいたいなと考え、スイカを使ったレシピを検索してスイカピザの存在を知ったようです。

ーー作り方を教えて

1：スイカを輪切りにする
2：6等分する
3：ブルーベリー、レモンを塗ったバナナ、シロップ漬けのオレンジ（私が作って家にあったもの）を飾る（バナナは、マーガレットの抜き型です）
4：冷蔵庫で冷やす
5：ミントをのせて完成

ーーどのくらいの時間で作ったの？

写真に写っている以外にも2皿分（合計3皿）飾り付けしているので、全部で1時間くらいです。

ーー完成したスイカピザを見てどう思った？

息子は上手にできてほっとしたようです。私はとてもかわいくてすてきなデザートができあがり、食べるのがもったいないなと思いました。

スイカのシャクシャク感とやわらかいフルーツの食感が楽しくて、オレンジのシロップがスイカに染み込んでとてもおいしかったです。サイダーと一緒に食べると口の中がフルーツポンチみたいで楽しかったです。

ホワイトデーにはかわいいパイを作った

ーー息子さんは、普段からよくデザートを作るの？

気が向いた時にときどき作っています。SNSやYouTubeでおいしそうなスイーツやデザートを見つけた時にまねして作ることが多いです。

ーーこれまでに作ったデザートを教えて

見た目のかわいいデザートはあまり作ってないです。シンプルなプリンや牛乳餅、チョコケーキやクレームブリュレは作っていました。

息子ひとりで作ったわけではないですが、フルーツサンドは、私が作っていたら息子も手伝ってくれました。顔を描くのが上手でした。

お気に入りは、息子がひとりで作った中ではホワイトデーに作ったコアラのマーチパイです。

最初、おふとん部分のパイが膨らみ過ぎてしまって、娘と3人で「コアラが立ってる！」「ベッドになった！」と爆笑しながらやり直して、成功したときは拍手が起こりました。

ホワイトデーに作った「18匹のおねんねコアラのマーチパイ」（提供：あっぷるさん）

ーー息子さんのセンスは誰かの影響？

我が家の子どもたち（2人）は、小さい頃2人合わせて小麦・卵・乳製品のアレルギーがあり、今はアレルギー対応食品も増えましたが、当時はこの3種類に対応しているケーキがほぼ売っていなかったので、クリスマスケーキや誕生日ケーキは毎年私の手作りでした。

今でもその名残で誕生日ケーキは子どもたちにリクエストを聞いて毎年手作りしていて、大きくなった子どもたちも手伝ってくれるようになったので、小さい頃から少しずつ集めたケーキ作りのいろいろな道具が家にあります。

亡くなった祖父が料理上手だったこともあり、料理の本や道具がまわりにあることが影響しているかもしれません。