静岡・下田市の水族館で、飼育員を微動だにせず見つめるアザラシ「コハル」の姿が撮影された。映像では、仲間の動きに見向きもせず、少なくとも11秒間見つめたままだった。飼育員はエサなども持っておらず、謎は深まるばかりだという。

飼育員をひたすらガン見…

静岡・下田市の下田海中水族館で、水槽の中から飼育員を”ガン見”してくるアザラシ。

こちらを見つめるアザラシの姿(提供:下田海中水族館)
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まるで写真のようだが、別のアザラシが後ろをスーっと通過する間も動くことなく、こちらをじーっと見つめている。

まばたきをするアザラシ(提供:下田海中水族館)

映像では、よく見るとまばたきをしていて、合成ではないことが分かる。動画では少なくとも11秒間、こちらを見つめたままだった。

熱視線の理由は「謎」

ガン見していたのは、ゴマフアザラシの「コハル」。普段は遊ぶことが大好きだが、この時は微動だにしていなかったという。

ガン見していた理由は謎(提供:下田海中水族館)

ガン見していた理由を飼育員に尋ねてみると、「エサを持っている状態でガラスの前に立つとずっと見てくることはあるが、朝エサを持っていない状況だったので、こちらも何でこんなに見てるんだろうと…。ここまで長く見ていたことはなかなかない」と困惑した様子。

コハルは一体何を見つめていたのか。私たちか、それとも…。飼育員にとっても謎は深まるばかりのようだ。
(「イット!」 8月6日放送より)

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