「公園で花火がしたい」という住民の声に応えるため、佐賀市が管理する公園で、日時を区切って手持ち花火を解禁する社会実験が行われています。

施設の損傷や騒音などの理由で佐賀市が管理する公園で個人の使用が禁止されている花火。「公園で花火がしたい」という地域住民の声を受け、佐賀市は初めて手持ち花火の使用にむけて、日時を限定し、試験的に使用状況や需要などを確認する社会実験を行っています。

【リポート・堀記者】
「たくさんの親子連れが集まっています。みなさん火の取り扱いや、ごみの持ち帰りなどルールを守って花火を楽しんでいます」

牛乳パックやバケツを持参し、「来たときよりも美しく」の精神でごみを持ち帰っていました。

【利用者】
「普段アパートでの生活なので、なかなか花火ができる機会がないので、こういうイベントがあるとすごく助かる」
「なかなか最近(花火が)できないんで、知り合いと集まってやれてよかったなと思います。みんなが楽しくルールを守ってやれるような環境さえ準備していただけたら、みんなが楽しんでやるんじゃないかと思います」

この実験は市内の多布施川河畔公園や巨勢公園、市役所前公園の3つの公園で日時を区切って実施され、佐賀市は今年の結果をもとに、来年以降の運用を検討する予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。