薬物やアルコール、ギャンブルなどの依存症をテーマにした映画が8月16日から岡山市で上映されています。この映画を通して伝えたいこととはー。

依存症からの回復を題材とした映画「アディクトを待ちながら」。主演の高知東生さんを始め、薬物やアルコール、ギャンブルなどの依存症「アディクト」の当事者やその家族が多く出演し、自身が経験した依存症の苦難をもとに、依存症とその克服について、描かれた作品です。

岡山市北区のシネマ・クレールで行われた舞台挨拶には、幼少期に、父親がギャンブル依存症だった俳優の横山琉斗さんとナカムラサヤカ監督が登壇し、ラストシーンは全てアドリブで撮影されたことが披露されました。

(映画を見た人)
「すごく考えさせられる映画だった」
「息子が依存症で、自分の息子のことなど重なってしまってすごく心に響いた」

(映画初出演 俳優横山琉斗さん)
「(自身の経験と)通ずる部分もある役だった。役と共感しながら演じることができた。」

(ナカムラサヤカ監督)
「実はこの病気は回復することが可能だということはほとんど知られていない。依存症で困っている人とともに生きづらさを感じている人もぜひ見てくれたら」

映画「アディクトを待ちながら」は、岡山市北区のシネマ・クレールで8月22日まで上映され、舞台挨拶は17日も行われます。

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