岐阜県飛騨市の病院で18日、医療の分野に興味がある高校生を対象に、本格的な模擬実演が行われました。

 アイソレーターと呼ばれる搬送器具で運ばれてくる患者役の男性。飛騨市民病院では、医療業界を志す高校生らが見守る中、感染症患者の緊急搬送を想定した模擬実演が行われました。

 実演では、実際に現場で使われている医療機器などを用い、患者の受け入れから診断、入院病棟への引継ぎまで一連の流れを本格的に再現しました。

 見学した高校生たちは「自分の住んでいる地域でも医師不足などの問題があると聞いたので、地域の医療について今のうちに知っておこうと思って参加しました」「多職種の連携とか患者さんへの接し方とかすごい勉強になりました」などと話していました。

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