川崎市内で栽培されたナシを審査し即売会に提供した(19日、川崎市)

JAセレサ川崎(川崎市)が市内で栽培されたナシとブドウの品評会と即売会を19日開いた。ナシ59点(1点5個)、ブドウ8点(1点3房)がそれぞれ出品された。一般消費者向けの即売会でナシは1点1000円から2000円、ブドウは同3000円から5000円で売り出され完売した。

今年のナシは「虫の被害が少なく、色の状態もよい」(JAセレサ川崎)という。多摩川流域の水はけの良さを生かして栽培されるナシは川崎を代表する農産品で、大正時代には関東における一大産地となっていた。

30日にもナシとブドウの品評会と即売会がJRの稲田堤駅や京王電鉄の京王稲田堤駅に近いJAセレサ川崎菅支店で実施される。異なる品種が登場し、即売会は午後1時半からを予定している。

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