長崎県松浦市の市立中2年女子生徒が2月、交友関係の悩みを訴える趣旨の遺書を残して転落死していたことが22日、市教育委員会や県警への取材で分かった。自殺の疑いがあり、市教委は同月、いじめ防止対策推進法が定める「重大事態」に認定。第三者委員会を設置していじめの有無の調査を進めている。
市教委によると、今年に入って担任らに交友関係について相談があり、学校側は生徒と個別に面談をしていた。生徒の死亡後、遺族がいじめ被害の疑いがあると申し出た。市教委はいじめが疑われる具体的な行為を遺族の意向として明らかにせず、遺書の詳細な内容は「確認中」と説明している。
市教委の担当者は「調査を通じ、遺族に誠実に対応していきたい」と話している。
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