千葉県の成田空港を舞台にした短編映画「空の港のありがとう」が21日、前日から2日の日程で開催された那覇市での「島ぜんぶでお~きな祭 第16回沖縄国際映画祭」で上映され、喝采を浴びた。
コロナ禍後、空港には客足が順調に戻ってきたが、現場で働く人手は不足している。そうした状況下でも空港で地上業務を担う「グラハン」と呼ばれるスタッフが奮闘する姿を、空港で働く人の実話をもとに描いた。女優の清水美砂さんが主人公で空港の受付案内役を演じた。
関係者によると、清水さんはこの日の上映終了後の舞台挨拶で、「とにかく豪華でびっくりした」と、レッドカーペットを歩いた感想を語った。
空港での撮影中にグラハンの制服を着用していたこともあり、「外国の空港利用者から道案内などの問い合わせを受け、慌てました」と逸話も明かした。
最後に、「仕事ではいいことも悪いこともあるが、悪いことは人生の成長だと思い、頑張るしかない。皆さんも頑張ってほしい。私も役者として頑張ります」と語った。
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