記者会見する栃木県の福田知事(26日、宇都宮市)

栃木県は8月10〜18日のお盆期間での県内への観光客の入込・宿泊状況が2023年比110%程度だったと発表した。連休に挟まれ長期休暇がとりやすかったこともあり、帰省や旅行の動きが活発だった。新型コロナウイルス禍前の19年に比べると80〜90%の水準で、依然としてコロナ禍前の水準には戻らなかった。

観光物産協会の報告をもとに県がまとめた。スマートフォンの位置情報から分析した人流動向でも同様の結果だったという。福田富一知事は26日の記者会見で「お盆期間終盤に接近した台風7号の影響がなければ、さらににぎわったのではないか」と述べた。

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