新たな“岡山名物”の誕生です。考案したのは岡山市内の高校生。9月5日、試作品の試食が行われました。

甘い香りが漂うどら焼き。中に入っているのは岡山名物、きびだんごです。これは岡山市の岡山東商業高校3年、藤岡咲希花さんが考案したもので、試作品の試食会が開かれました。

岡山東商業高校では授業の一環で岡山市の老舗和菓子メーカー廣榮堂と、NEXCO西日本と連携して新たな岡山名物を開発するプロジェクトを行っていて、39の応募の中から藤岡さんのアイデアが採用されました。

コンセプトは「新食感」。県産の白小豆を使用したどら焼きの中にはプレーンと白桃の2種類のきびだんごが入っていて、新たな岡山名物として期待されます。

( 考案した藤岡咲希花さん)
「きびだんごの良さと岡山県といえば きびだんごというイメージを同時に持ってもらえたら。(どら焼きを通して)岡山の良さが どんどん全国に広がっていけばうれしい。」

(廣榮堂営業部 片山雄介課長代理)
「今までにない別の視点で若い感性で アイデアをもらって、(新たな名物となる)商品を販売できれば、きびだんごのおいしさや岡山の菓子の おいしさを知ってもらうきっかけになれば。」

このどら焼きは今後改良を重ね、2024年12月下旬をめどにNEXCO西日本管内の高速道路のサービスエリアなどで販売される予定です。

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