クマの目撃により閉鎖されていた札幌市の三角山の登山道と旭山記念公園が、ともに9月5日に閉鎖が解除されました。

 三角山周辺では4月以降、クマの目撃情報が15件寄せられ、7月以降、登山道の閉鎖と解除が繰り返されてきました。

 8月22日に近隣での出没があって以降、新たな目撃情報はなく、猟友会などが調査しても新たなクマの痕跡が確認されなかったことから、9月5日に登山道の閉鎖が解除されました。

 また、旭山記念公園でも9月3日夜、レストハウスの近くで観光客が体長1.5mと1mの親子とみられるクマ2頭を目撃しました。

 これを受けて、9月4日に札幌市が調査に入りましたが、クマの痕跡は確認されませんでした。

 市は公園内の安全を確認できたとして、9月5日午前10時に閉鎖を解除しました。

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