宮城県は海外への新たな販路を開拓しようと、2日間にわたって台湾など海外のバイヤーを招いた産地視察を行いました。

視察は9月5日から始まり、台湾やマレーシア、タイなど5つの国から商社や飲食店のバイヤー23人が参加しました。6日は南三陸町にある食品メーカーを視察し、海外で人気となっている干し芋の製造現場や、銀ザケなどの陸上養殖施設を見学しました。

この視察は、東日本大震災以降、海外への販路が縮小した県産食品を支援しようと、県が7年前から行っているものです。企業の担当者は安全管理を徹底していることなどを丁寧に説明していました。

台湾のバイヤー
「台湾でいろんな宣伝をしながら、一般の消費者にわかってもらって、飲食店の方たちにも(宮城県産食品の)優れた点をわかってもらい、新しい料理を作ってもらいたいと思います」

県は今後も県産食品の輸出拡大につながる取り組みを続けていきたいとしています。

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