南三陸町で栽培された大粒のブドウを今年から「しおかぜ葡萄」の愛称で販売することになり、7日、初めての販売会が開かれました

こちらが「しおかぜ葡萄」です。シャインマスカットやピオーネなどの大粒の品種で、南三陸町のカキやホタテの殻が肥料として使われています。

7日は「しおかぜ葡萄」の初めての販売会が開かれ、会場には長い行列ができました。

販売会では、大きなサイズのものが1房1500円と、市価よりも2割から3割ほど安く販売され、訪れた人たちは、味見をしながらお気に入りのものを買い求めていました。

購入した人
「甘くてとてもおいしいジューシーです」
「気になっていたのがあったので、食べてみようかと思い(買った)」
「(ブドウは好きですか?)好き」
「楽しみにみんなで食べたい」

南三陸町入谷地区は、昼と夜の寒暖差が大きくブドウの栽培に適していて、現在は、11軒の農家がしおかぜ葡萄を栽培しているということです。

南三陸大粒ぶどう協議会 阿部博之会長
「カキもホタテもギンザケもあるが、それに匹敵するような内陸のブランドに育っていけばいい」

「しおかぜ葡萄」は、南三陸町内の産直所や仙台市にあるJAの直売所などでも、販売される予定だということです。

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