子供が入院する際に家族が泊まり込みで世話をする「付き添い入院」に関し、こども家庭庁は12日、医療機関を対象にした実態調査の結果を公表した。付き添いを「病状などを勘案した上で、基本的にお願いしている」と回答した機関は44%に及んだ。
付き添い入院は制度上は「任意」だと位置付けられるが、病院側が要請しているケースが多い状況が浮かんだ。
入院中の看護・ケアについて「退院後の生活などを見据え、家族と協同して実施している」が69%で「看護師が主に実施している」の29%を大きく上回った。
付き添いが難しく「入院に至らなかったり転院調整をしたりした」は36%。病室内で就寝する際「寝具の貸与をしていない」は15%に及び、家族が子供と同じベッドやソファで寝ているケースが多かった。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。