大規模な地震が発生したら。愛媛県松山市の山あいで12日に対応訓練が行われ、住民らが情報通信手段が途絶えた場合の対応などを確認しました。

訓練は松山市の坂本地区で、避難所への道路が倒木で寸断されたほか、情報通信手段が途絶えた想定で実施。消防や地元の小学生、自主防災組織などの約110人が取り組みました。

坂本小学校では授業中の児童たちがグラウンドに避難。ラインカーを使って「SOS」の文字を大きく書いたほか、「水」と書かれたシートを広げて物資の支援を求めました。

消防はドローンを使って上空から情報収集し「SOS」の文字などを確認したほか、チェーンソーや重機を使って寸断された道路の復旧訓練にあたり、水などの物資を運び込みました。

松山市消防局・南消防署難波江洋副署長:
「いざ災害が発生した場合の公的機関との協力や連携、また通報手段の確認ができたことが効果があったと考えています」

いつ起こるか分からない南海トラフ地震などの大規模な地震に備え、参加者たちは防災意識を高めました。

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