開幕まで1年を切った2025年大阪・関西万博を盛り上げようと、関西商工会議所連合会は、関西各地の観光名所などを巡るスタンプラリーを始めた。万博会場での決済手段となるスマートフォンアプリを活用し、名所に設置された2次元コードを読み込むと、デジタルデータのスタンプを集められる仕組みだ。
スタンプラリーはアプリ「EXPO2025デジタルウォレット」を利用し、万博が閉幕する来年10月13日まで実施する。名所の画像を中央にあしらったオリジナルデザインのスタンプを獲得できる。
2次元コード設置場所の第1弾には、大阪商工会議所ビル横の五代友厚像(大阪市)、大津港(大津市)、水間寺(大阪府貝塚市)、福知山城(京都府福知山市)、和歌山城(和歌山市)の5カ所が選ばれた。
同連合会には近畿2府4県と福井県の全71商工会議所が参加しており、全71カ所の名所への2次元コード設置を目指して今後増やす予定という。
万博の機運醸成や関西観光の促進がねらいで、担当者は「万博は会場だけでのイベントではなく、関西一円で盛り上げていくイベントだと体感してほしい」と話している。
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