今年7月にミャンマーから福岡市動物園に移され9月10日に急死したゾウが、16日朝、搬出されました。

福岡市動物園では16日午前8時ごろ、10日に急死した12歳のメスのゾウが搬出されました。

福岡市動物園によりますと、このゾウは9月6日のPCR検査でゾウヘルペスウイルスの陽性反応が出て投薬治療などを続けていましたが、10日の午前中に意識をなくし死んだということです。

解剖の結果、死因の特定には至っていません。

このゾウは、7月30日にミャンマーからチャーター機で他のゾウ3頭と福岡市動物園に移され、秋の一般公開に向けて慣らし飼育をされていました。

ゾウはこのあと国内の研究施設に運ばれ、検体として骨格や筋肉について調べた後、骨格標本としての展示も検討されています。

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