経済はどのように成り立ち、社会にどのように役立っているか子供たちに学んでもらおうと、体験イベントが長崎市で開かれました。
お店の呼び込み
「駄菓子屋です。2ステラです。はずれなしです。ぜひ買って行ってください」
子供たちが店先に立って客を呼び込みます。
子供の学びを支援するNPO法人が長崎市で開いた社会の仕組みを学ぶイベント「ながさKids★Town」です。
小学3年生から中学生までの約120人が、架空の街で病院や銀行、雑貨店のスタッフなどとして17種類の仕事を体験します。
中にはゲームセンターを起業した子もいました。
ゲームセンター店長(小6)
「起業するということは楽しいけど、疲れる」
給料としてまちの通貨「ステラ」を銀行で受け取りますが、となりの税務署で1割を所得税として納めなければなりません。
税務署長役は、あらかじめ税について学んでからこの日に臨みました。
税務署長役の子ども(小6)
「税務署に働きに来てくれた子たちに(税について)教えたり、簡単にするかをよく考えて、難しいと思った」「工夫しているのは、できるだけ早く終わらせて」「(納税してくれた子に)ありがとうと言うのを心がけている」
子供たちはお金がどのように社会で回り、地域に還元されていくのか、理解を深めていました。
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