福島県郡山市の百貨店に集まったグルメと匠の技の数々。石川県のおもてなしにも触れられる物産展が始まった。

郡山市のうすい百貨店で9月25日から始まった「加賀百万石美味と美技」。
日本海で獲れたのどぐろが入った海鮮弁当(税込2980円)や金沢名産の「ごりの佃煮」(100g税込1242円)など、会場では自慢のグルメやスイーツ、匠の技が光る特産品・工芸品が販売されている。
いわき市からの買い物客は「遠方のモノが手に入るというか、味見が出来るのはとても楽しみであります」と話す。

物産展には、2024年1月に起きた能登半島地震で被災した4つの会社も出店。石川県珠洲市に本社がある「能登揚げ浜マルサカ」では、倉庫や工場が全壊するなどの被害を受けた。
「一生懸命頑張っております」「購入しながら応援させていただきます」
いわき市からの買い物客は「私たちも東日本の時は被災しまして、避難したこともあったから、1月1日の事を聞いた時、思い出してしまって、頑張っていただきたいと思って購入させていただきました」という。
能登揚げ浜マルサカの坂谷吉春会長は「いわきからとか、会津から来ているお客さんが会いに来てくれる、顔を見に来てくれることが本当に嬉しいです。元気出ます」と話した。

期間中、会場には義援金の募金箱が設置されている。物産展「加賀百万石」は、うすい百貨店で10月1日まで開かれている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。