久しぶりの豊漁に浜が活気づきました。

 北海道根室市の花咲港で9月25日朝、約1000トンのサンマが水揚げされ、地元の競りでは9月上旬の半値近い相場となりました。

 不漁が続いていたサンマ…。

 いったいなぜ突然の豊漁となったのでしょうか。

豊漁の背景に”中国船の動き”関係?

 地元の漁業関係者によりますと、今回の豊漁の背景には、同じ海域で操業していた約100隻の中国漁船がサンマ漁を停止したことがあるといいます。

 では、中国の漁船はどこへ行ったのでしょうか?

 関係者によりますと、中国漁船はサンマ漁を切り上げ南米でのイカ漁に向かったことで漁場の船が減少したことが、今回の豊漁の要因の一つとなったとみられています。

 ではなぜ中国船はこのような動きをしたのでしょうか。


中国漁船はなぜサンマ漁をやめたのか?

 全国さんま棒受網漁業協同組合の担当者によりますと、中国漁船がサンマ漁を切り上げた理由は、サンマの漁獲枠を取り切ったためとみられています。

 今シーズンのサンマは徐々に魚体が大きくなり、脂ものってきているようで、2024年も秋の味覚を存分に楽しめそうです。

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