奄美大島でのマングース根絶までの道のりを、写真などで紹介する企画展が、大和村で開かれています。
大和村の奄美野生生物保護センターで開催中の「バスターズが実現したマングース根絶までの道のり」。
1979年、ハブ対策として奄美大島に放たれたマングースは、アマミノクロウサギなどの希少な生き物や、農作物に被害を与えてきました。
そこで環境省は2005年に「奄美マングースバスターズ」を発足、わなと探索犬で捕獲を進め、9月3日、奄美大島でのマングース根絶を宣言しました。
会場には、捕獲の推移などをまとめた年表や、奄美マングースバスターズが山の中で撮影した数々の写真、それに実際に使われていたわななどが展示されています。
来場者
「(マングースの)根絶宣言が出たのでよかったと思う。皆さん大変だったんだということが伝わる」
環境省・阿部愼太郎国立公園保護管理企画官
「外来種がいったん侵入してしまうと排除するのに大変な労力がかかる。皆さんの気持ちが『外来種を入れない』とか『在来種を守っていこう』という方向に向いてくれるといい」
企画展は12月15日まで開かれています。
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