10月1日からJRで新しい乗車サービスが始まった。QRコードを使った新しいサービスに必要なのはスマートフォン一つで、切符の受け取りは不要。秋田県内全ての駅で利用できる。

JR東日本の新たなチケットレスサービス「えきねっとQチケ」。東北6県で在来線、新幹線ともに1つのQRコードで乗り降りできる。

専用アプリのダウンロードが必要だが、券売機などで切符を受け取る必要はない。

秋田県内の在来線は、秋田駅や男鹿駅など17の駅で交通系ICカード「Suica」が利用できるが、新たなサービスは県内全ての駅で利用できることが最大のメリットだ。

自動改札機がある駅には読み取り機が設置されているが、気になるのは無人駅など自動改札機がない駅。

JRの担当者は「QRコードの『利用終了』というボタンを押してセルフチェックアウトとなる。『降車しますか』というボタンが出てきて、『はい』を押せばセルフチェックアウトになる」と説明した。

アプリ上でチェックイン・チェックアウトすると乗り降りが可能だ。

在来線から新幹線への乗り継ぎもできる。

 JR東日本秋田支社 秋田統括センター・村木菜穂子副長:
「秋田支社は無人駅がすごく多い。今まで有人の駅に行かないと切符が買えないこともあったが、自宅にいながらスマートフォン一つで無人駅から無人駅の切符も購入できるようになった」

現在は東北6県のみだが、2026年度末には利用可能なエリアが東日本全域に広がる見通し。

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