10月最初の週末となった5日は、秋雨前線の影響で関東から西の太平洋側では雨の1日となりました。

こうした中、各地では秋を感じさせるイベントがにぎわいを見せました。

時折強い雨が降る、あいにくの天気となった東京都心。
代々木公園では、北海道のグルメが楽しめるイベント「北海道フェアin代々木」が開かれ、雨にもかかわらず多くの人が訪れました。

イベントに訪れた人は、「北海道の味覚が好きで、味わいに(来ました)」「北海道なのでいろんな焼き物、貝とかそういうものを食べたくて。でもやっぱりじゃがバタにも引かれました」などと話しました。

都心の午後1時の気温は21度と気温も北海道並みで、真夏日となった4日と比べると8度以上下がりました。

焼きトウモロコシや焼きタラバガニ、さらにはラーメンなど温かいものを買い求める人が多かったようです。

イベントに訪れた人:
海鮮丼食べたかったんですけど、ラーメン選んでよかったです。ラーメンのおかげで温まりました。

訪れた人たちは、食欲の秋を満喫していました。

北海道・根室市では、秋の味覚・サンマを味わうイベント「根室さんま祭り」が開かれ、長い列ができました。

炭火で焼かれているのは、たくさんのサンマ。
200円で箸とトレーを買えばサンマが食べ放題となり、訪れた人たちは、「(Q.お味はどうですか?)おいしい」「去年よりも大きく脂がのっている感じ」などと舌鼓を打っていました。

鹿児島市では、繁華街・天文館に牛の親子がやって来ました。

牛の乳を持って恐る恐る搾る子供たち。

乳搾りをした子供:
初めてだからドキドキしたし楽しかった。ちょっと難しかった。

会場では、牛乳の早飲みコンテストも行われ、上位に入るとジェラートやクッキーがもらえるとあって、皆さん真剣に取り組んでいました。

宮城・白石市では、戦国時代の有名な合戦を再現するイベント「鬼小十郎まつり」が開かれました。

再現されたのは、1615年に起きた大坂夏の陣で、地元の片倉小十郎重長と豊臣方の真田幸村との間で起きた「道明寺の戦い」です。

公募などで集まった120人が黒の片倉方と赤の真田方に分かれ、迫力ある合戦を繰り広げました。

イベントを見た人は、「迫力がすごくて」「時代背景とかも、すごく分かったので、楽しかったです」「忍者すごかった。(Q.自分も忍者になってみたい?)うん!忍者やりたい!」と、イベントを楽しむ様子が見られました。

主催者によると、約8000人が来場。
迫力ある再現に大きな拍手を送っていました。

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