浜松医科大学は任期満了に伴う次期学長選考で現在副学長の2人を候補者として発表しました。両者とも静岡大学との再編に前向きな姿勢を示しています。

浜松医大の次期学長候補となったのはともに副学長で松山幸弘病院長と渡邉裕司理事の2人です。今回の選考基準には膠着状態にある静岡大学との再編について「完遂する強い意思と能力を有する者であること」が含まれています。

これについて松山病院長は「合意書に基づく統合再編を必ず達成する」、渡邉理事は「就学人口が減少する中で両大学が生き残るための改革」とともに所信書で意欲を示しています。

次期学長は面接などを経て12月上旬までに決まる予定です。

一方の静岡大学でも同じ時期に学長選が行われていて再編問題の今後にどう影響するか注目されています。

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