オリーブの生産量日本一を誇る香川県の小豆島で10月8日、国内で初めて品種登録されたオリーブの新しい品種、「香オリ3号」の収穫が行われました。
丸々と実ったオリーブ。香川県が開発した「香オリ3号」です。小豆島町の園地で、収穫のプレスツアーが行われ、職員の手によって一つ一つ丁寧に摘まれていきました。
香オリ3号は、県が約70年かけて開発を進めてきたオリーブの新しい品種で、2021年に、オリーブとしては国内で初めて品種登録されました。新漬けやオリーブオイルに使われ、果実が大きく食べ応えがあるのが特徴ということです。また、病気への耐性が強いことから、安定的な生産が期待されます。
(香川県農業生産流通課 山田英尚課長補佐)
「新品種が加わることで、香川県のオリーブ製品のレパートリーが充実し、より一層オリーブ産業が発展するようにしていきたい」
収穫された香オリ3号は、新漬けに加工され、11月上旬から県内の土産店などに出荷される予定です。
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