愛媛が全国4位の生産量を誇る一寸ソラマメの収穫が、今年も始まりました。

松山市を中心に栽培されている一寸ソラマメは、「陵西一寸(りょうさいいっすん)」と呼ばれる品種で、豆が一寸、3センチほどの大きさがあり、皮が薄くて柔らかく甘みがあるのが特徴です。

ここ松前町筒井の古川さん親子の畑でも、4月中旬から収穫を始め、朝から大きく実ったソラマメを一つ一つ手作業で収穫していきました。

古川理枝子さん:
「実もしっかり入ってますね。しっかり固くなって形がしっかり出てきて、色つやが良い、光沢が出てきてるのがちょうど採りごろなんですけど」

JA松山市によりますと、今年は2月から4月にかけて低温と高温の気温変化により一部は枯れるなどしましたが、例年並みに生育したということです。

一寸ソラマメの収穫はゴールデンウイークにかけてピークを迎え、JA松山市管内では不作だった去年より87%多い85トンと例年並みの出荷量に戻る、と見込んでいます。

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