秋の3連休がいよいよスタート。
初日の12日は全国的に広く秋晴れで、絶好の行楽日和となりました。
多くの人でにぎわう各地の様子をまとめました。
朝から青空が広がった東京都心。
代々木公園では九州のグルメを楽しめるイベントが開かれ、秋晴れの空の下、多くの人が訪れました。
大きな炎で焼かれていたのは鹿児島県の名物さつま地鶏の炭火焼き。そして、長崎県の名物・佐世保バーガーも販売されました。
九州のラーメンを食べていた女性は「(出身は)佐賀県。自分が九州だから恋しいね」と話しました。
12日、東京都心は4日ぶりの夏日となり、かき氷を食べる子供の姿も見られました。
北海道・札幌市では、秋の味覚・カボチャを楽しむイベントが開かれました。
並べられたのはさまざまな形や色をした約15種類のカボチャ。
細長いひょうたん形のものは、”バターナッツ”という種類のカボチャだそうです。
会場では、生クリームが入った濃厚なカボチャのスープも販売されました。
奈良市の奈良公園では多くの人が見守る中、秋の風物詩『鹿の角きり』が始まりました。
立派な角を持った鹿を追い込み、十字と呼ばれる道具を投げ角にロープを引っ掛けます。
そして数人がかりで鹿を押さえて、角をのこぎりで切り落とします。
2本の角が切り落とされると会場からは拍手が上がりました。
角きりは、発情期を迎えて気が荒くなった雄の鹿が人や他の鹿に危害を与えないよう、毎年この時期に行っています。
12日は、角に引っかかっても外れてしまう鹿がいたり、ロープがついたまま逃げてしまう鹿もいて、捕まえるのに悪戦苦闘していました。
鹿の角きりは連休最終日の14日まで行われます。
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