調理師などを目指す秋田市の高校の生徒が15日、ホテルのシェフからフランス料理の調理方法を教わった。生徒はプロの技術に目を丸くしながらも、楽しみながら学んでいた。

体験学習は、秋田県内の中高校生に、後継者が足りない飲食業や理容業に興味を持ってもらおうと毎年開かれている。

15日は秋田市の国学館高校に通う調理科の3年生が、市内のホテルで腕を振るう渡邊智英シェフからフレンチのフルコースの定番料理を教わった。

まずはフレンチの基本、丸鶏をさばく作業に初挑戦。包丁を入れる場所を探りながら骨と肉を丁寧に剥がしていく。

生徒たちは悪戦苦闘しながらも、グループで協力しながら調理を進めていた。

11月は、県内3つの高校と義務教育学校の生徒が体験学習に参加する。

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