子供たちに福井県内の企業に興味を持ってもおうと、福井市にある大手銀行の拠点が16日、市内の小学生を対象に会社を見学するバスツアーを行いました。
このバスツアーは、子供の頃から県内企業の魅力に触れてもらうことで、将来、県内での就職を考えるきっかけになってほしいと、三井住友銀行の福井拠点が企画しました。
16日は、福井大学附属義務教育学校の6年生約70人が参加しました。このうち、鯖江市内の眼鏡フレームメーカー・シャルマンでは、工場やショールームを見学し、眼鏡フレームの製造工程などを学びました。
子供たちは「(シャルマンを)見たことはあったけど、何をやっている会社か知らなかった。一つ一つが丁寧に作られていて、手作業でやっていたのがすごかった」「日本に少ししかない企業が福井にあってとてもすごい。こんな複雑なことができてこの会社はすごいと思った」と目を輝かせながら話していました。
三井住友銀行の神戸俊輔・福井法人営業部長は「将来子供たちが成長していろんなところで活躍し、福井の良さを伝えてほしい。できれば福井に戻ってきて活躍してほしい」と期待を込めます。
バスツアーでは、このほか県内2つの会社も見学しました。
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