埼玉県の東武動物公園で、水たまりの上に座り込み、豪快におへそを空に向ける“へそ天”をする大きなサイが目撃されました。

一体、何をしているのかというと“泥パック”。

日々、美を追求しているというミナミシロサイのモラン君。

体に泥を塗ったあとは顔にもぬりぬり。
お尻のケアだって欠かせません。
こんなに塗りたくってどんな効果があるのでしょうか。

東武動物公園 シロサイ担当・上原さん:
紫外線やハエ・寄生虫から体を守るため。副次効果的な意味でも、乾燥で(肌が)割れちゃうのを防ぐために泥浴びしている。

美意識高い系で人懐っこく、お客さんにもモテモテのモラン君ですが、飼育員には少々困ったことがあるようで…。

東武動物公園 シロサイ担当・上原さん:
飼育係には厳しくて、新人の子がいると力比べをしようとすごい勢いで(柵越しに)突進してくる。

体長約3メートル・体重は2トンにもなるモラン君。
美意識以上にそのパワーも桁違いです。

東武動物公園 シロサイ担当・上原さん:
マックス(時速)40kmくらいで走るといわれているので、余裕で柵曲げちゃうくらいの力はあります。

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