埼玉・宮代町にある東武動物公園で、寝転がって泥を塗りたくるサイの姿がカメラに捉えられた。飼育員によれば体中に泥を入念に塗るのは、肌を守ることが目的だという。美意識が高い東武動物公園のサイは、実は新人には厳しく力比べをしようとする様子もみられているという。

“美容系”サイが泥パックでケア

埼玉県の東武動物公園で撮影されたのは、水たまりの上に座り込み、豪快におへそを空に向ける“へそ天”を見せた大きなサイだ。

へそ天でごろんとしているサイ
この記事の画像(11枚)

“へそ天”は一回のみならず、さらにもう一回。飼育員によれば、これは泥遊びならぬ泥パックだという。

泥パックを顔に塗るサイ

“泥パック”で日々、美を追究しているというミナミシロサイのモランくん。
体に泥を塗った後は、顔にもぬりぬり、さらにお尻のケアだって欠かさない。

どんな効果があるのか聞いてみると、「紫外線とか、ハエとか寄生虫から体を守るために、副次効果的な意味でも、乾燥し過ぎで肌が割れちゃうのを防ぐために泥浴びしているのもありますかね」と説明した。

新人飼育員に少々厳しいモランくん

モランくんは美意識高い系で人懐っこく、お客さんにもモテモテだ。

しかし、飼育員には少々困ったことがあるようで、「飼育係には厳しくて。新人の子がいると力比べをしようと、スゴイ勢いで柵越しに突進してくる」のだという。

大きな体も自慢のモランくん

モランくんは体長約3m、体重は2tもあり、美意識以上にそのパワーも桁違いだ。

飼育員は、「マックス(時速)40kmくらいで走ると言われているので、余裕で柵曲げちゃうくらいの力はあります」と話している。
(「イット!」 10月17日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(11枚)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。