馬の産地として知られる岩手県遠野市で10月22日、本州で唯一の乗用馬の競り市が行われました。
オスの1歳馬が史上最高の380万円で落札されました。
馬術競技やレジャーなどで使われる馬が取り引きされる乗用馬市場は、本州では唯一遠野市で開かれています。
競りは年に一度で2024年は遠野市内で育てられた馬を中心に1歳から2歳の21頭がエントリーしました。
入札では「お代!お代!」という競り人の威勢の良い掛け声とともに、全国の乗馬クラブなどから訪れた27の団体や個人が次々に競り落としていきました。
中でも注目を集めた2歳のオスがこれまでの最高額を更新し360万円で競り落とされると、血統の良いこちらの1歳のオスは競り市の史上最高額を更新する380万円で、馬術大会への出場を目指す神奈川県の会社員に落札されました。
生産者 菊池政光さん
「愛情を込めて育てた馬なので、しっかりした考えと価値を持ってくれてうれしい」
落札された馬は競技会などへの出場を目指し調教が始められるということです。
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