兵庫県の養父市では、閉鎖された鉱山を利用した酒蔵で、半年間熟成させた日本酒の蔵出しが行われました。

養父市の明延(あけのべ)鉱山は1987年に閉鎖されましたが、坑道の気温が1年を通して12度前後に保たれることを活かし、日本酒の酒蔵として使われています。

ここで半年間熟成させて蔵出しされたのは、地元・氷ノ山の湧き水と米からできた「仙櫻(せんさくら)」です。

さっそく関係者が出来栄えを確かめました。

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猛暑によるコメ不足で生産量はやや少なめですが、地元の酒店などで、数量限定で販売されます。

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