動物たちのエサとして活用してほしいと、沖縄電力と沖電工は業務の一環で伐採した樹木を沖縄こどもの国へ無償で提供します。

譜久村司記者:
「いま、伐採された樹木がゾウ舎の裏に到着しました」

この樹木は、電線に触れるなどして停電を引き起こすおそれがあるため沖縄電力と沖電工によって伐採されたものです。

伐採される樹木は2社あわせて年間およそ500トンにのぼり、これまではその全てが廃棄処分されていましたが、このほど結ばれた「どうぶつスマイルプロジェクト」では、廃棄予定の樹木の枝や葉がゾウやキリンなどのエサとして無償で提供されます。

1日およそ200キロの草木を食べるゾウのエサを園の職員のみで調達するのは労力がかかるということで、沖縄こどもの国の神里園長は、職員の負担軽減に繋がりますと感謝しました。

沖縄こどもの国神里園長:
「(エサを)調達に行っている職員をはじめ、ゾウや、その他の動物も非常によろこんでいる」

プロジェクトの締結を記念して、ゾウへのエサやりや、樹木の伐採を体験できるイベントが28日に沖縄こどもの国で開かれます。

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