高知空港のターンテーブルに巨大な「カツオのたたき」のオブジェを設置した(26日)

高知空港(高知県南国市)に26日、巨大な「カツオのたたき」のオブジェが登場した。サイズは実物の約50倍で重さ約12キログラム。手荷物受取所のターンテーブルで観光客らを出迎える。カツオの一本釣り漁が有名な高知県中土佐町の観光協会などが企画・制作した。

中土佐町は2023年に実物大オブジェを制作。協会などが「観光客らのかつおを食べたいという気持ちをもっと盛り上げたい」と、第2弾となる巨大オブジェに取り組んだ。クラウドファンディングで資金を募ったところ、目標の100万円を上回る約190万円が集まった。当初は1個の計画だったが2個目も制作し、2基あるターンテーブルで同時に回るようにした。

鮮魚店社長で観光協会の田中隆博代表理事がオブジェを監修。藁(わら)の強い火力で一気に焼く「焦がし焼き」を再現し、皮目の焦げ目と初ガツオのきれいな赤身を表現した。田中代表理事は「『カツオと言えば高知』と思ってもらえるよう、今後も発信していきたい」と話した。

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