作品を鑑賞される常陸宮妃殿下。左から2人目は最高賞の絵画大賞を授与した木村真光さん=26日午後、東京都台東区の上野の森美術館(三尾郁恵撮影)

次世代の日本美術界を担う作家を顕彰する「明日をひらく第42回上野の森美術館大賞展」(フジサンケイグループなど主催)が27日、東京都台東区の上野の森美術館で開幕する。

今回は768人から1010点の応募があり、5点の入賞作品を含む124点が入選。絵画大賞には、東京都の木村真光(まさみつ)さんの「いのちの名前」が選ばれた。

26日には常陸宮妃殿下のご臨席のもと、授賞式が執り行われた=写真(三尾郁恵撮影)。木村さんは「野性的で成長の早い子供を植物のイメージに重ねて表現した」と語った。

5月8日まで(無休)。入場料は一般600円、大学生400円、高校生以下無料。前年の受賞者の新作を飾る入賞者展も同時開催される。

問い合わせは、同館03・3833・4191、詳細は公式HP(https://www.ueno-mori.org)。

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