福島県大玉村の「馬場桜」は、樹齢1000年を超えるエドヒガンザクラで村で唯一、国の天然記念物に指定されている。
馬場桜はこの春、花を咲かせず、一部の根元で枯れた状態となっていて、村では病気の可能性もあるとして原因について調査を進めている。
10月31日は文化庁の調査官が現地を訪れ、村の職員から馬場桜の状況などを聞き取りした。大玉村生涯学習課の渡辺雅彦課長は「(馬場桜の今後については)村民の人たちの声だったり、あと保存会さんとも協議しながら検討していきたいと思っています」と話した。
大玉村では、今後の馬場桜の状況や調査結果を踏まえ、天然記念物の指定解除の申請をするかどうか、検討することにしている。
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