秋田県男鹿市の入道埼灯台に多くの人に親しんでもらい、新たな観光資源として利活用しようという催しが開かれ、大勢の人でにぎわった。

この催しは、日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環で、初めて開かれた。3日は男鹿市の入道埼灯台が開放され、県内外から訪れた人たちが115段のらせん階段を上って特別な景色を楽しんでいた。

女の子:
「高くからいろいろなものを見ることがあまりないから特別な気分で楽しい。上ったかいがあった」

入道埼灯台の地盤は、7000万年前に火山の噴火でできた溶結凝灰岩の地層でできたといわれている。

参加した人たちは、この岩を800度まで熱して入れた男鹿の郷土料理「石焼料理」を堪能した。

岩手から来た女性:
「温まります。おいしいです」「珍しい溶結凝灰岩も見ることができてとても楽しかった」

潟上市から男の子:
「岩のこと、火山の噴火、灯台のことなどとても勉強になった」

男鹿市や観光協会などでつくる実行委員会は、今後も入道埼灯台の観光資源としての利活用を模索していきたいと話している。

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